IGEM:Chiba/2009/Miutes/2/lecture
From OpenWetWare
第1回 これから実験をする君たちへ
コンタミってなに?
生物を用いる実験には増幅という作業がある。
問題は、異物が混入すること=コンタミネーション →下手すると実験が破壊される
- コンタミには化学物質が混入する化学的コンタミと、目的以外の微生物が混入する生物的コンタミがある。
- 自分の実験では自己責任だが、他の人の実験を台無しにしないよう細心の注意を払う!
→ヤバいと思ったらすぐに先輩へ!
コンタミを防ぐには
菌を減らす方法はいろいろある。
- 火
- アルコール
- 漂白剤
- オートクレーブ
- フィルター
- オートクレーブ
この中で最も危険な機械。
2気圧、120℃の水蒸気に20分くらい対象物を晒し、菌をやっつける装置。加圧→加熱→滅菌という流れ。
- フィルター
熱をかけると変形・変性してしまうものはオートクレーブの代わりにフィルターを使う。
欠点はフィルター自体のコストが高いことと、液体でないと滅菌できないこと。